20180723

出勤。スラヴォイ・ジジェク『汝の症候を楽しめ』を読む。/炭坑には同性愛ってなかったんだろうか。これは、某女性詩人についての論考を準備しているワタノさんのギモン。詩人による坑夫たちへの「聞書き」にはとくに記述がみあたらないそうだ。そもそも「生産」の現場と同性愛をむすぶナラティブが、対応する「消費」のそれにくらべて桁違いに不足しているのかもしれない。同性愛者の「消費」可能性とひきかえに「支援」が用意されたことは、あらためて確認するまでもないだろう。/夜は残業。

 

スラヴォイ・ジジェク『汝の症候を楽しめ ハリウッドvsラカン』(筑摩書房/2001年)

The Internet『Hive Mind』(2018年)

Cornelius『69/96』(1995年)