2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

20180730

出勤。昼休みに、坂下のあおい書店で『現代詩手帖』の最新8月号を立ち読み。野崎有以さんの連載詩の初回と岡本啓さんの吉増剛造展レポ(もっと長く書いてくれよ、ふたりともさ)、そして投稿欄。/啓文堂書店で新潮文庫入りした堀江敏幸『その姿の消し方』を…

20180729

午前中にマイク・モラスキーの『占領の記憶 記憶の占領』を読了。曽野綾子を論じたぶぶんがユニークだった。/午後はワカヤマ君、ふくじん君と笹塚でフジロッカラオケ。まいとしフジロックフェスティバルの裏で開催されている歌唱企画である。ミスチル、宇多…

20180728

台風ちかづく。東南の海上から列島を西進してゆくという珍現象。府中を離れず読書にはげむことにして、読みさしの文庫本や清水あすかの『腕を前に輪にして中を見てごらん。』をひもとく。清水詩集は「文」のつくりが巧みで(「行」とはせず「文」と呼びたい…

20180727

出勤。紀伊國屋書店で新潮クレスト・ブックスの新刊『ガルヴェイアスの犬』を購入。ジョゼ・ルイス・ペイショットなるポルトガルの作家の、長篇第5作らしい。初の邦訳だそう。あとタワレコでRoss From Friendsのデビュー・アルバム『Family Portrait』のCDを…

20180726

出勤。夜、今月あたまにクラリスブックスで買った清水哲男の『野に、球。』を読む。野球のタームを(不在の)媒介物として、日常生活を隠喩的にとらえようとした?詩群は(僕に野球への関心が皆無だからか)下品におもえてちっとも心惹かれず、いっぽうで下…

20180725

出勤。夜、おくっていただいた若尾儀武の詩集『枇杷の葉風土記』を読む。 若尾儀武『枇杷の葉風土記』(書肆子午線/2018年) Orquesta De Las Nubes『The Order of Change』(2018年) Animal Collective『Feels』(2005年)

20180724

出勤。通勤電車で小川洋子の『琥珀のまたたき』を読む。もともとフェティッシュを綿密・周到にえがく作家だったけれど、こんなに精神分析的なふんいき(なんじゃそりゃ)を全面に展開させるひとだったっけ?と驚く。/だれひとりとして顔貌の像を結ばない。…

20180723

出勤。スラヴォイ・ジジェク『汝の症候を楽しめ』を読む。/炭坑には同性愛ってなかったんだろうか。これは、某女性詩人についての論考を準備しているワタノさんのギモン。詩人による坑夫たちへの「聞書き」にはとくに記述がみあたらないそうだ。そもそも「…

20180722

午後、世田谷文学館の「ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ」展へ。クレジットの記載がほとんどなく、一堂にかいしたプロダクトがそれこそ壁のようになってただそこにあるだけ。その量感を鑑賞する。/しかしそれは実在の量感にかぎらず、じぶんが…

20180721

140字程度の短文しか書かないかも、もといもう書けないかもしれないけれど、タイムラインや「いいね」のひとつひとつに頓着しないで済むのがやっぱり利点。ブログの話。/前回たちあげたのが、野崎有以さんの『長崎まで』について短い感想を書いたときだから…